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128年の歩み⑱

昭和8年、幸太郎が満州で行った内容調査自体は半年ぐらいで終わりましたが、

幸太郎はそのまま奉天で商売をしました。

奉天へは満州の奥地からも帽子を仕入に来ていて

よく売れたため、どんどん日本へ注文を入れました。

満州での売上は八百吉の不況によって受けた損失を取り戻すほどでした。

翌昭和9年、幸太郎は再度満州へ渡りましたが

天候不順と同業者による値崩れが影響してかなりの損出をかぶりました。

写真は、当時の満州の様子です。

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