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128年の歩み⑦

明治37年~38年頃には八百吉の次男、林幸太郎が父八百吉の仕事を本格的に手伝うようになりました。

幸太郎執筆の「わたしの道」によると

“学校をやめてすぐ父八百吉の業に熱中し、

麦稈染をするかたわら近郊近在の人に真田を編んでもらった。

出来上がり品を集めたり、原料を買い集めて家に持ち帰り、それを母が選り分ける。

父と真田で枠で巻き、その真田を輸出問屋に持参して検査を受け合格した品を買い上げてもらう。

それで1日の業務が終わるが、家に帰るとたいてい夜になりその働きは寸時も休むことは出来なかった。”

まだこの年14歳ぐらいだった幸太郎の一生懸命さが伝わります。

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