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帽子の歴史:天然素材の帽子について②

1920年代には麦のカンカン帽子が男性に広く被られました。

英語ではBoater(ボーダー)、フランスではCanotier(キャノチエ)と呼ばれ、元々は水平や船の漕ぎ手のために作られた帽子でした。

海や川の水による損傷を防ぐために、麦を平らにプレスで固く成形してその上からニスや糊で塗り固め軽く、耐久性のある帽子にしました。

日本でカンカン帽子と呼ばれるのは、この帽子が固く叩くとカンカンと音がすることからそう呼ばれています。

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